空からクルマが降ってくる---走行中のマイクロバスを直撃

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27日午後、三重県菰野町の観光ホテル「オテル・ド・マロニエ湯の山温泉」で、玄関前の駐車場から73歳の男性が運転するクルマが突如暴走して柵を突き破り落下、8メートル下の道路を走行していたマイクロバスの天井部分を直撃するという事故が起きた。

三重県警・四日市西署の調べによると、事故が起きたのは27日の午後3時10分ごろだという。菰野町菰野にある観光ホテル玄関前の駐車場に駐車しようとしていたクルマが突然暴走し、そのまま前方にある柵を突き破って、8メートル下の道路に落下していった。クルマが落下した地点には偶然にも同ホテルの送迎用マイクロバスが走っており、落ちたクルマはこのバスの天井部分を大破させる形で止まった。この事故で暴走したクルマを運転していた73歳の男性ら2人と、マイクロバスに乗っていた乗員乗客の6名、合計8人が顔などに軽傷を負った。

警察では事故原因を調べているが、暴走していたクルマを運転していた男性が「アクセルとブレーキを踏み間違えたかもしれない」と供述しており、事故を目撃したホテル従業員も「前向き駐車をしようとしていたクルマが突然スピードを上げて柵に向かっていった」と話していることから、アクセル操作を誤った可能性が高いという。

マイクロバスはクルマが落下した際、たまたまその直撃コースを走っていたが、もしこのバスがそこにおらず、クルマがアスファルトに衝突していたときには運転者のケガはさらに重篤なものになっていた可能性もあった。

《石田真一》

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