フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、『ゴルフ』の最強モデルとなる「R32」を来年1月11日から発売すると発表した。『ニュービートル』に設定したのと同様のスポーツモデルで、価格は395万円と300万円台に抑えた。
R32は、エンジンに『ボーラ』に搭載している2.8リットル狭角V型6気筒エンジンをベースに、排気量を3.2リットルに拡大した。ユニットは横置きに配置し、ハルデックスカップリングを用いた4MOTIONシステムを6MTを組み合わせた。導入するモデルは2ドアの左ハンドルで、ボディカラーはブラックマジックパールエフェクトとリフレックスシルバーメタリックを設定した。
日本仕様では特別に、R32専用のケーニッヒ製レザースポーツシートを採用、6エアバッグも標準で装備する一方、欧州ユーロ4排ガス規制に適合するエンジンにした。
2003年には右ハンドル仕様の4ドアモデルの導入も計画している。販売目標は年間500台。