夜ならだいじょうぶと、粗悪偽造免許……紛失して拾われて逮捕

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香川県警は2日、カラーコピーした運転免許証を所持し、無免許状態でクルマの運転を行っていたとして、31歳の男を道路交通法違反(無免許運転)の容疑で逮捕したことを明らかにした。

香川県警・志度署の調べによると、無免許運転が発覚して逮捕された男は今年6月14日、信号無視をしているところを摘発され、免許停止90日間の行政処分を受けた。ところが仕事でクルマの運転をするため、あらかじめ確保しておいた免許証のカラーコピーをプリペイドカードの裏に貼り合わせて作った“即席偽造免許証”を準備。処分実行で免許証が警察によって預かられて以後、それを使っていたらしい。

ところがこの男、この免許証をふとしたことから紛失してしまう。志度署にはさぬき市内に住む人から「子供がいたずらで作ったような変な免許証を拾った」と届け出があり、警察でもそれを通常の遺失物として処理をした。念のために身元照会したところ、免許証の人物は実在で、現在は免許停止処分中であることが発覚。警察が事情を聞こうとした際、この人物が恒常的にクルマを使用していることがわかったため、道交法違反で逮捕したという。

免許は一目見れば偽物だと簡単にわかるような仕上がりだったが、警察の調べに対して男は「夜の検問ならごまかせると思った」と供述しているようだ。

《石田真一》

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