スズキ『エリオ』のバンパーはNG---保険協会のクラッシュテスト

エコカー 燃費
スズキ『エリオ』のバンパーはNG---保険協会のクラッシュテスト
スズキ『エリオ』のバンパーはNG---保険協会のクラッシュテスト 全 1 枚 拡大写真

アメリカの道路交通安全保険協会(IIHS)が独自に行っている衝突時のバンパーダメージテストで、スズキの『エリオ』が最悪に近い評価を受けた。同協会が行った5マイル/hの低速クラッシュテストでさえ、エリオはダメージ金額1100ドル=約13万5000円、という結果だったのだ。

IIHSは車のダメージ度などを調査するため自動車保険会社がつくり出した機構で、NHTSA(道路交通安全局)が行う「乗員の安全度」とはまた別の角度で、クルマそのものの修理費用がどれくらいかかるかに重点を置いたクラッシュテストを行っている。

今回のエリオの結果について、IIHS関係者が一部メディアに「このクルマのバンパーはただの高価な飾りに過ぎない」と発言した、とも報道されている。同じスモールカークラスのテストでは、BMWグループの『ミニ』がスズキに次ぐ悪いスコアで、修理費用は800ドル=約10万円。逆に成績が良かったのはトヨタ『カローラ』、アウディ『A4』で、共に修理費用は300ドル=約3万7000円、と発表された。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
  2. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  3. ブルーインパルス、世界陸上東京大会で展示飛行へ 9月13日
  4. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  5. 幻の「黒いカタナ」がサプライズ公開! 市販化の可能性は…? スズキ「カタナミーティング2025」次期モデルの展望も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る