業界がまとめた米国市場の新車販売台数は、前年同月比12.8%減の120万4913台となり、2カ月連続で大幅マイナスとなった。昨年の同時多発テロ事件以降のゼロ金利ローンキャンペーンの反動が出ているのに加え、購買意欲も衰退している。
メーカー別では、とくにビッグ3が低迷して2ケタのマイナスとなった。GM(ゼネラルモーターズ)は同18.5%減の30万3814台だった。フォードは同20.9%減の24万5356台と低迷した。ダイムラークライスラーの旧クライスラー分は同11.9%減の15万8839台だった。
日本メーカーは新型『アコード』や『オデッセイ』(日本名『ラグレイト』)の販売が好調なホンダだけが同4.6%増の9万8075台と前年を上回った。トヨタ自動車は同5.2%減、日産自動車が同1.6%減、三菱自動車が同16.2%減、マツダが同21.4%減と低迷している。