「かつての『サニー』が随分と立派に…」日産の新型セダンが話題に!進化したVモーションにも注目

日産 セントラ 新型
日産 セントラ 新型全 22 枚

日産自動車は9月24日、4ドアセダン『セントラ』の新型を米国で発表した。2025年内に米国市場で販売を開始する予定となる。新型に対してSNS上では「セダン出してくれることに感謝」、「このVモーショングリルはカッコいいね」と話題になっている。

【画像】日産『セントラ』の新型(2026年モデル)

新型「セントラ」のエクステリアデザインは、フロント部分のVモーショングリルに変更がなされ、薄型LEDプロジェクターヘッドライトを採用した。これにより、明るさを大幅に向上させつつ、シャープで洗練された印象をもたらす。

パワートレインは、最高出力149hp、最大トルク146lb-ftの2リッター直列4気筒エンジンを搭載し、エクストロニックCVTのチューニングを改善したことで、より自然で滑らかな加速を実現している。

ボディ剛性では、従来型比6%向上させたほか、大型ダイナミックダンパーを採用し、路面からの振動を効果的に低減させることにより優れた静粛性と乗り心地を両立させている。

また、トランク、リアフェンダー、ミラーの形状に工夫を加えたほか、フラットアンダーボディによる空気抵抗の低減により、走行安定性と燃費の向上を実現している。

インテリアのインストルメントパネルには、クラストップの12.3インチのデュアルディスプレイに加えて、タッチセンサー式のエアコンスイッチパネルを搭載している。また、64色のアンビエントライトを採用した。

インストルメントパネルには、ワイヤレスApple CarPlay、およびAndroid Autoに対応したクラストップの12.3インチのデュアルディスプレイに加えて、タッチ式のエアコンスイッチパネルにより、モダンで洗練された空間を演出している。

シートには高い耐久性を持ちながらナッパレザーのような触感を持つ合成皮革素材「TailorFit」を採用するなど、クラスを超えた快適装備を備えている。

ラゲッジスペースは、低い開口高と広い開口部により、ゴルフバックやベビーカーなどの大きな荷物の出し入れがしやすく、スーツケースも複数収納可能な荷室容量を備えている。

安全装備、アシスト機能では「インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)」、プロパイロット(高速道路などの長距離運転の負担を軽減)をはじめとした各種装備を搭載。全方位運転支援システム「セーフティシールド360」は全グレードに標準搭載だ。

X(旧Twitter)では「セダン出してくれることに感謝」「かっこええやん。良い」と話題になっている。デザイン面では、現代の日産の象徴的なVモーショングリルの進化についての言及が多く「これはカッコイイ」という声も上がっている。

また「日本にも出して欲しい」という期待も大きいが、「これだけセダン不況だと出すのは難しそう」といった見方が多いようだ。

「セントラ」はかつて日産『サニー』の北米版として登場したモデルでもあり、その最新の姿に、「セントラ=サニー! 随分と立派に…」「だいぶ高級路線にシフトしたね」「サニトラは想像できないな笑」という声も上がっている。

《大矢根洋》

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