ワゴン車がハマった落とし穴!? ビジネス街が水で大混乱

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5日午前、大阪市中心部の市道を走行していた22歳の男性が運転するワゴン車が路上に出来た深さ60センチの穴に落ち、運転していた男性が腰を打つ軽傷を負った。水道管の破裂によって路上が陥没したためで、警察では水道局の関係者から事情を聞いている。

現場は大阪市中央区備後町の市道で、ビジネス街の中心に当たる場所。警察の調べによると、5日の午前9時30分ごろから路上に水があふれだし、警察へ何件かの110番通報が入り始めたという。路上に水がたまってきたものの、付近がビジネス街ということもあり、配送車などは現場付近をいつものように走り回っていた。

午前9時50分ごろ、付近を通りがかった1台のワゴン車が「ドスン」という鈍い音とともに路上にできた穴に落下。ノロノロ運転だったものの、運転していた男性が腰に軽傷を負った。この事故が破裂現場の特定を可能とすることになり、漏水が確認されてからおよそ1時間後、水道管の本管バルブを閉じることでようやく漏水が収まった。陥没によって路上に出来た穴は縦2メートル、横1.5メートル、深さ60センチで、事故を起こしたワゴン車は前輪を穴に落として走行不能になっていた。

警察では当初、老朽化した水道管が破裂したために陥没したと判断していたが、その後の調べで今回の陥没地点は3日前に別の水道工事のために掘削し、その後に埋め戻した場所であることが関係者の話から明らかになった。このため、埋め戻し作業が適切でなかったか、あるいは掘削の際に水道管を損傷した可能性もあるとして、水道局の関係者などから引き続き事情を聞く方針。

《石田真一》

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