世界知的所有権機関(WIPO)の紛争仲裁センターは、トヨタ自動車の会社名に似ているドメイン名「TOYOTO」は、トヨタへの譲渡を命じる裁定を下した。
WIPOに訴えていたのは米国トヨタ。バハマに住む個人がtoyoto.comのドメイン名を使用していた。トヨタ側が自社ドメインと1文字ちがいでまぎらわらしいため、ドメイン名の譲渡を求めていた。
この個人はトヨタ以外でも有名企業に似せたドメイン名を複数所有しており、同センターは「故意に紛らわしいドメイン名をつけたのは確実。悪意がある」として、トヨタへの譲渡を命じた。