輸入車業界の顔、表舞台から去る……梁瀬次郎氏、ヤナセ代表権を返上へ

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輸入車販売大手のヤナセの梁瀬次郎会長が、同社の代表権を返上することになりそうだ。20日の株主総会後の取締役会で正式に決定する予定。娘婿の前社長の稲山孝英副会長も辞任する模様。

梁瀬会長はヤナセ創業家の2代目で、日本の輸入車業界の顔役とも言える存在。1993年の会長に就任してから後もヤナセの代表取締役として経営の指揮をとってきた。

正式決定は取締役会を待たねばならないが、ヤナセ関係者は梁瀬会長の高齢を代表権返上の理由にしている。いっぽう同社は経営悪化で伊藤忠商事などから増資を受けることが決まっており、経営刷新を図るため、梁瀬会長の代表権が外されるとの見方もある。梁瀬次郎会長は50年以上も同社で代表権を持ってきた。今後は取締役名誉会長として象徴的な存在になるだろう。

《レスポンス編集部》

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