ダイハツ工業は、軽自動車『ミラ』をフルモデルチェンジし、20日に発表・発売した。6代目となる新型は、“革新的パッケージの次世代ベーシック”として開発され、新開発プラットフォームを採用、高い環境性能、低燃費が特徴の直噴エンジンを一部に採用した。
また新型では、お洒落で活動的なミセスをターゲットとした「ミラ」、そして知的でアクティブな若い女性をターゲットとした『ミラ・アヴィ』の異なる2つのタイプを設定、より幅広い世代の志向に対応する、とダイハツ。軽自動車はもともと女性ユーザーが多いが、メーカーが明確に女性向けと表明するのは珍しい。
価格は「ミラ」が69万9000円(2WD、Lグレード、3ドア、5MT)から105万2000円(4WD、Xグレード、5ドア、CVT)まで、「アヴィ」が94万円(2WD、Lグレード、5ドア、4AT)から132万円(4WD、RSグレード、5ドア、4AT)まで。
月販目標は8000台、店頭での発表展示会は03年1月4日、5日を予定。なおレトロデザインの『ミラ・ジーノ』は継続販売、ミラシリーズ全体で国内月販1万台を計画する。新型ミラは欧州、オーストラリアなどにも輸出され、こちらは合わせて1000台の予定。