京都の正月は静かに迎えさせます---警察が暴走族への対決姿勢を明確に

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京都府警は24日、年越し行事「おけら参り」が行われる京都市東山区の八坂神社周辺で、暴走族対策として警察官400人、警備員50人の体制で取り締まりを強化する方針を明らかにした。

八坂神社では2000年の12月31日、周辺に集合した約100人の暴走族メンバーが境内に乱入し、特設されたさい銭箱の中で暴れたり、それを制止しようとした警備員に暴行するなどして、12人が現行犯逮捕されている。昨年はこの一件を契機として警備を強化した結果、大規模な騒乱こそ起こらなかったが、小さなトラブルは周辺各所で頻発。警察はその対応に追われた。

今年は管轄の松原署内に特別対策本部を設置。応援も含めて400人体制で暴走族グループや、飲酒状態で騒ぐ若者などへの警戒を強めることになった。また、境内内部には民間の警備会社から派遣された警備員50人を配置。8台の防犯カメラも駆使してトラブル防止に努めるとしている。神社内だけでなく、周辺で示威行為が行われることも想定しており、主要な道路にパトカーを待機させ、暴走を行ったグループの追跡、摘発も行うという。

昨年は酒酔いを巡るトラブルが目立ったことから、警察では周辺の酒類販売店に対し、12月31日深夜から1月1日早朝までの間、販売を自粛するように要請を行った。

《石田真一》

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