ETCセットアップ台数が2002年12月末現在で累計61万台を突破

自動車 テクノロジー ITS

道路システム高度化推進機構(ORSE)によると、ETCセットアップ台数が2002年12月末で累計61万台を突破した。累計のベスト3位は、東京、神奈川、愛知となり、東京がダントツの12万6122台、神奈川県が7万3585台、愛知が5万33台となる。

12月1カ月間のセットアップ台数は、5万1341台で、ここ6カ月で一番の記録を作った。12月のベスト3は東京、神奈川、大阪となる。2位の神奈川が約7000台に対して東京は1万台を突破するなど単月を見てもダントツのセットアップ台数を誇っている。大阪は5万1000台で、累計数でも愛知に肉薄している。

ボーナス戦線で、大手カー用品店が目玉商品に格安のETC車載器を用意したり、キャッシュバックキャンペーンを行ったことが、今回のセットアップ台数につながった。また、1年前に比べて格安の車載器をメーカーが用意したことも、セットアップ台数の増加の要因だろう。

民間がETCを広めようと努力しているのに対して、公団等のそれは不充分であることは確かだ。ETC専用レーンの充実、割引率のupなどを行うなど、ETCを広める努力をしてもらいたいものだ。使ってみれば、料金所渋滞を尻目に通過できるメリットを実感できるわけだが、車載器の価格の高さなどが普及のネックになっているのは事実。それを払拭するような努力を公団等は見せてもらいたいところだ。

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《編集部》

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