【デトロイトショー2003速報】トヨタ『ハリアー』ハイブリッド…パワーと燃費両立の「SU-HV」

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【デトロイトショー2003速報】トヨタ『ハリアー』ハイブリッド…パワーと燃費両立の「SU-HV」
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限られた石油資源と地球温暖化を考慮して、トヨタは2台のコンセプトカーをデトロイトショーに展示した。いずれもハイブリッドと燃料電池技術を搭載し、環境問題の要件と消費者からの要求に同時に応える。

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トヨタの張富士夫社長はショー会場のステージで「低燃費・低排ガスという従来のハイブリッド技術の長所に加え、我々は『パワー』を得た」と語り、続いてハイブリッド駆動SUVの『SU-HV』コンセプトカーを紹介した。トヨタはこのハイブリッド技術を「ハイブリッド・シナジー・ドライブ」と呼ぶ。

デトロイトで展示されたSU-HVはレクサス『RX330』をベースにし、V6ガソリンエンジンで駆動するとともに、前後の車輪に電気モーターを備える。電気モーターは先に量産化されたハイブリッド『プリウス』のおよそ2倍の電圧で稼動する。つまりユーザーは、V8のパワーと同時に、コンパクト乗用車並みの燃費と排ガス性能を得られるというわけだ。

より大きく、より強力なクルマの需要は今後も続く。しかしメーカーとしては環境問題にも配慮しなければならない。そんな未来の市場のSUVがSU-HVなのだ。トヨタはハイブリッド・シナジー・ドライブを大排気量車に順次採用、2005年までに年産30万台規模にする計画だ。

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《レスポンス編集部》

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