三菱、タイのピックアップ事業を強化

自動車 ビジネス 企業動向

三菱自動車工業は15日、タイ工場に新規投資を行い、ピックアップトラックの生産能力を増強すると発表した。合わせて、経営体制もダイムラークライスラー出身のCOO(最高執行責任者)を迎え入れるなど体制を強化する。

同社はタイで1トンピックアップトラック『ストラーダ』や乗用車『ランサー』を生産している。今回、生産能力の増強を行うのはストラーダの生産ラインで、210億バーツ(約570億円)を投資して、現在の約5割増にあたる年間約18万台に引き上げる。

同社はストラーダをタイから世界140カ国に輸出、今年2月で累計輸出台数が50万台に到達する。この実績は、タイでピックアップを生産するメーカーの中でも、特に突出した実績となっており、生産能力の増強により、ピックアップの世界供給拠点としての位置付けをさらに強めていく。

新たにCOOに就任したのは、ダイムラークライスラー・タイランド出身のデビッド・ハワード氏。米国出身の同氏は、27年以上の間、タイの自動車産業に携わり、マーケティングや部品・サービス分野で幅広い経験を持っている、という。

《編集部》

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