【緊急取材『DVD[楽ナビ]』】最大の秘密兵器「メモリーナビモード」とは

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【緊急取材『DVD[楽ナビ]』】最大の秘密兵器「メモリーナビモード」とは
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楽ナビの新型機はDVDビデオの再生を可能としたが、最大の特徴はワンドライブで「ナビを使いながらビデオを楽しめる」ということ。他にもDVDビデオを楽しめる機種は多く存在するが、ほとんどは「どちらか一方しか使えない」という状態になっている。ナビを使いたければビデオは見れない。ビデオを見る場合にはナビが使えない。低価格機ではこれが今までの常識だった。

ところが今回発売される楽ナビの新機種は「映画とナビを両立できる」ようになっている。もちろんDVDドライブ部が二つあるわけではない。実はそのカギを握るのが、今モデルから搭載された「メモリーナビモード」という機能なのだ。

「今回の楽ナビでは、経路誘導の際に地図データを本体内蔵のメモリーに吸い上げていくという方式を取っております。データの重さにもよりますが、おおむね60から230kmまでの地図データが入ります」と説明するのは、ソフト担当の矢野健一郎氏。

経路誘導の際にはメモリーに吸い上げられたデータを使うので、そのアップロードが終わってしまえば地図ディスクをドライブに入れっぱなしにしておく必要がない。ビデオフォーマットなどのディスクに入れ替えれば、誘導に必要なデータは内蔵メモリから提供され、ビデオの映像はドライブ部から送り出されるという仕組みになっている。

「メモリーナビモードでの走行は50m、100m、2km、5kmの各スケールのみ選ぶことができます。2k、5kの地図データは常時メモリーナビモードでなくても常時メモリーに入っており、他には自宅周辺30kmの詳細地図も地図DVDなしで見ることができます」(同矢野氏)

地図データをメモリに収めるという概念は「『Air Navi』(エアーナビ)の仕組みと同じですが、独自のフォーマットを用いている」(企画3課高木晴彦氏)という。

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《石田真一》

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