新日米自動車協議がスタート……情報交換が中心に様変わり

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自動車問題に関して話し合う日米の政府間協議「日米自動車協議グループ」(ACG)の第1回会合が、サンフランシスコで始まった。会合内容は、市場や燃料電池車などに関する情報交換が中心で、かつての日米自動車協議からは様変わりの内容となっている。

同協議会は、2000年末まで行われていた日米自動車・同部品合意のフォローアップ協議を引き継ぐもので、協議の場を継続して設置することにより、摩擦問題などの再燃に備える狙いがある。

会合の初日となった15日は情報交換が中心で、米側から特に要求はなかったという。当初の目的通り、定期的な対話の場となったようだ。かつて対日強行策をあおっていたビッグ3は、その後は日本メーカーとの資本提携などが進み、当時と態度を大きく変化させている。

米国では昨年、ビッグ3のシェアが低下する一方で日本メーカーがシェアを高めた。しかし、各社が生産の現地化を進めており、ビッグ3が日系メーカーを敵対視するようなことはなくなっている。

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《編集部》

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