【ダカールラリー2003】第16レグ……ペテランセル、涙の会見

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ

スタートから2日目のSSでトップを取り、2003年ダカールラリーを支配してきたステファン・ペテランセルが(三菱)ついに倒れたのはゴール前日の18日、シナイ半島の山地だった。

ペテランセルが語る。「まずラジエターの水漏れで止まってしまい20−25分のロス、このラリーに負けるかと思った」。17日までの順位はトップがペテランセル、2位の増岡との差は25分50秒。

「その後はフルスピードで走り、200km地点で増岡をとらえた。調子はよかったが、間もなく水温が上がりはじめて動かなくなって、ほかの競技車に引っ張てもらい、ふたたび走り始めた」

「アンラール(VW)の後ろでホコリがひどく、視界が悪くて岩に当たった。左ホイールだった。モータースポーツはフィニッシュして勝利がある。始めからレースをリードしてきたのに……」。ペテランセルは顔を洗って、落ち着いたところで記者団に取り囲まれたはずだったが、涙の会見となった。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  3. 月額500円、新型ドライブレコーダー付き自動車保険 東京海上日動が2026年1月に発売
  4. 新型ハイパーカー『オーロラ』、外観デザイン確定…1850馬力ハイブリッド搭載
  5. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る