優勝するため団結---スバル富士重がWRCカー開発を全面支援

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優勝するため団結---スバル富士重がWRCカー開発を全面支援
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富士重工業と、同社のモータースポーツ専門会社のスバルテクニカインターナショナル(STi)は、スバルワールドチーム(SWRT)のラリーカー開発を技術面で支援する体制を強化して2003年シーズンの参戦車両であるスバル『インプレッサWRC2003』の性能向上を図ると発表した。WRCの年間タイトル奪取を目指すのが狙い。

SWRTには今年度から、富士重の研究開発部門であるスバル技術本部やスバル技術研究所のシャシー、パワートレーン、車体、素材を担当する技術者など、10人からなるプロジェクトチームを編成、スバルのラリー車両開発や新技術のテストなどで、富士重が支援する。

ラリーカーの性能向上に加え、ラリーの実戦からフィードバックされるノウハウを蓄積し、量産車の開発にも応用していく。富士重は今までの分担範囲を越えて広範囲に技術支援を行っていく。

富士重は1990年にWRCが本格参戦し、日本メーカーとして初めて1995−1997年まで3年連続でマニュファクチャラーの年間タイトルを獲得したが、ここ最近は優勝から遠ざかっていた。このため、メーカー自身が乗り出して、WRCタイトル獲得に本腰を入れる。

《レスポンス編集部》

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