【新聞ウォッチ】鈴木修会長「スクーターはサンダル代わりに“チョイノリ”」

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【新聞ウォッチ】鈴木修会長「スクーターはサンダル代わりに“チョイノリ”」
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日読売毎日産経東京日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年1月23日付

●スズキ、国内最安で勝負軽自動車49万円、スクーター5万9800円(読売・10面)

●新日鉄社長に三村明夫副社長が昇格今井会長相談役に(読売・10面)

●スズキ、軽のハイブリッド「ツイン」発売、世界初の販売(朝日・11面)

●「新社長」津田紘・スズキ専務「会長任せから全社一丸」(朝日・11面)

●メキシコ地震M7.823人が死亡救助は難航(朝日・34面)

●日産労組ベア1000円要求(毎日・1面)

●米ハーレー、業績“快走”創業100年中高年の心つかみ(毎日・10面)

●アルコール含有自動車燃料軽油取引税の課税適法東京地裁初の判決(東京・27面)

●乗用車中国で値下げ競争輸入関税引き下げ国産勢と競合(日経・9面)

●日野自動車、中国でトラック生産来年にも合弁(日経・13面))

●三菱自動車、都内6販社統合、強化(日経・13面)

ひとくちコメント

きょうの各紙は、スズキの話題で経済面などを埋めつくされている。きのう23日はスズキの2003年のニューモデル発表会だったが、午前中に突如社長交代会見を実施したため、新社長に昇格する津田紘専務が、早速、読売や朝日などの新社長の紹介欄に取り上げられている。

もっとも、ニューモデルの発表会でも話題が満載。産経などは「スズキ、日本製の意地、49万円の軽自動車、ハイブリッドも129万円、6万円切るスクーター」というタイトルで、スズキが低価格商品の相次ぐ投入で経営基盤を固める戦略を打ち出したと報じている。

経済面ばかりではない。朝日は1面に「5万9800円登場、スクーター価格レース加速」と掲載、毎日も総合面の「ニュースの焦点」で大きく取り上げている。“庶民派”の鈴木修会長が「サンダル代わりに利用してほしい」と手軽さをアピールしていたが、ホンダなどの低価格のスクーターが中国製に対し、スズキは日本製で対抗しているところも好感が持てそうだ。

《福田俊之》

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