タチエス、中国に自動車用シート生産会社を設立

自動車 ビジネス 企業動向

自動車用シートの大手メーカー、タチエスは24日、中国江蘇省に、自動車用シートおよびシート部品の生産会社を2月に設立する、と発表した。当面、日本向けに、シートトリムカバーを輸出し、将来は中国国内向けの生産も行う。

新会社「泰極汽車内飾有限公司」は、現在開発中の、上海自動車開発区に隣接した、長江デルタ地域に属する太倉市に設立する。7月から本格生産を開始し、2年後の05年度には、年間年間30万台分の生産を計画している。売上高は、初年度が8千万円、05年度には2億6千万円にする計画。

新会社は、国内の縫製子会社と共同で設立するもので、縫製を業務の中心にする。シート製造工程の一部を中国に移管することで、グローバルレベルの競争力を確保するのが狙いだ。また、新会社を中心にして、現地のシート材料メーカーとのネットワークを構築し、調達の現地化を推進、価格競争力を高める。

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《編集部》

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