低公害車“国際標準”への道は遠い!? ---中国の考えはいかに

エコカー 燃費

EFV会議の前身だった「交通に関する大臣会合」には参加せず、今回が初参加となった中国。“世界の工場”として存在意義が大きくなる一方で、自動車の普及によるエネルギー消費や環境への影響が近隣である日本にも及ぶこと必至と見られている。

このため、記者会見では「中国ではどのようなクルマをEFVとして考えているのか」という質問が出た。これに対し、回答した中国代表は「我々には色々な選択肢がある」と述べ、北京など大都市部で導入されている排ガス規制(ユーロ規制)などを紹介するにとどまった。高度成長国としての余裕ともとれる半面、経済成長を重視するあまり、自動車の環境対策に関するビジョンをまだ考えていない可能性もある。

いずれにしろ、中国の自動車普及は、エネルギー相場や異常気象など、日本にとって無視できない影響が考えられる。日本は排ガスや低燃費、リサイクルなどの環境技術を積極的に供与し、こうした影響を最小限に抑える必要があるのだが…。

●いやあ、まいったな、ということがないように、メールマガジン「デイリーニュースランキング」では毎日の記事の中から編集部が選んだおすすめ記事をランキングにしてお届け。クルマライフのトレンドをキャッチアップ!---

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  2. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  3. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  4. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  5. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る