2002年の四輪車生産実績は、トラックの生産台数が、統計を開始した1966年に次いで過去2番目の低水準に落ち込んだ。国内景気の低迷で代替が進まなかった上、代替の母体となる保有台数も減少していることが響いた。
02年のトラック生産台数は前年比1.8%減の157万2641台となり、8年連続で前年割れとなった。トラック生産台数の過去最低は1966年の138万7858台で、これに次ぐ低水準。
特に、小型トラックのマイナス幅が大きく、前年比14.6%減の38万303台と2年連続の減少に。軽四輪も国内の景気低迷により、同8.6%減の51万2373台と3年連続で前年を下回った。普通トラックは、アジア向け輸出などが増え、14.2%増と2年ぶりに増加したが、全体を押し上げには届かなかった。
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