フジユニバンスとアイエス精機、業務提携

自動車 ビジネス 企業動向

日産グループ向けの変速機や動力伝達装置を主力とするフジユニバンスと、スズキ系の変速機メーカー、アイエス精機は29日、業務提携することで合意した、と発表した。

業務提携は日産自動車が保有するフジユニバンス株をアイエス精機が取得したことに伴うもの。今後両社は、顧客や技術、海外拠点の相互に活用するとともに、生産の集中化、共同購買などを進め、競争力の向上を図る。グローバルな競争激化に勝ちぬくため、かねてからの株式持ち合い関係を拡大し、事業協力していくことにした。

フジユニバンスとアイエス精機は、ともに静岡県に本社を持つ部品メーカー。フジユニバンスは取引の9割が日産グループ向けとなっており、売上高は412億円。一方の、アイエス精機は、売上高が199億円。軽自動車用のディスクブレーキや変速機を主体とし、スズキ向けが8割を占める。

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《編集部》

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