【キープアイ始まる】老舗が協力したテレマティクス型盗難防止システム

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【キープアイ始まる】老舗が協力したテレマティクス型盗難防止システム
【キープアイ始まる】老舗が協力したテレマティクス型盗難防止システム 全 1 枚 拡大写真

日本セキュリティーアンドサービスは30日、今春からテレマティクス型の自動車盗難防止システム『Keep-eye』(キープアイ)のサービスをスタートさせる、と正式に発表した。システムの価格は5万5000円で、この他に1980円の月あたり利用料がかかる。

キープアイはPHSとGPSを連動させ、クルマの位置情報をセンターで把握するテレマティクス型の盗難防止システム。クルマが盗まれた場合でも、利用者からの通報によってセンター側から車載端末の遠隔操作を行い、警報を鳴らして周囲に盗難されたクルマであることをアピールしたり、エンジンの再始動をできなくするなど、盗難した側に対する具体的な威嚇行動ができる。また、車両位置はGPSによって把握しているため、クルマの現在地を把握した上で綜合警備保障の警備員を急行させることもオプションサービスとして可能となっている。

鳴り出した警報を止めるためにはエンジンを止めるしかなく、エンジンを止めたクルマはセンター側から解除信号を送信しないかぎりは二度と始動できないなど、盗難防止だけではなく、「万一、盗まれた場合でもその後の再利用を防ぐ」ことも重視したシステムともいえる。

サービス提供は日本セキュリティーアンドサービスが行うが、端末は自動車の盗難防止システム分野では老舗といえる加藤電機が製造している。会社名を言われてもピンとこなくとも、「ホーネットを作っている会社」と言えばおわかりになる方も多いのではないだろうか。

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《石田真一》

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