規定より短時間で卒業---千葉県の教習所がミスで営業停止

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千葉県公安委員会は5日、松戸市内の自動車教習所が規定の実技教習時限数をクリアしていない教習生を卒業させていたとして、実質的な営業停止に当たる「卒業証明書等の発行停止処分」にしたことを明らかにした。6日より1週間、試験場での実技試験を免除する卒業証明書の発行などができなくなる。

千葉県警・免許本部の調べによると、この教習所では昨年5月、路上教習中に22歳の男性が他車と接触する事故を起こし、これを理由に教習を中断した。本来なら事故を起こした教習時間は無効となり、改めて1時間分をやり直す必要があるが、教習所はこれに気づかず、事故が起きたコマも正規の時間に含めてこの男性を卒業させたという。

昨年12月、千葉県警に対して「不公平ではないか」という申告があり、調査を進めてきたところ不正の事実が発覚した。ただし、今回の不正は故意に当たらず教習所でも「全く気がつかなかった」と陳謝しているようだ。

《石田真一》

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