イギリス、ロンドンで、都心部の道路渋滞低減を目的としたロードプライシングがまもなく17日から始まる。「内環状線」内部の約20平方kmが課金ゾーンとなり、ゾーンを通過するためには1日5ポンド=約1000円を支払わなければならない。ロンドン市交通局が運営する。
課金される日時は月曜−金曜、午前7時−午後6時30分(祝祭日を除く)。課金ゾーン境界線を内部に越えるたびに課金されるのではなく、1度支払えば1日の課金時間帯中、ゾーン内外を何度でも行き来できる。
境界線に料金所はもうけられない。車両の通行は、課金ゾーン内に設置されたカメラのネットワークがナンバープレートを認識することによって管理され、ドライバーはロンドン市交通局のホームページ上でクレジットカードによって料金を支払う。コンビニや専用の支払機を使っての支払いも可能。また週間、月間、年間の一括払いも可能だ。支払い遅延による超過金額や、クルマのタイプなどに応じた割引も定められている。
ロンドンの試みが成功するか注目されているが、イギリス全国各都市に拡大しそうな気配だ。
●なんなんだ?! メールマガジン「デイリーニュースランキング」では毎日の記事の中からオートアスキー編集部が選んだおすすめ記事をランキングにしてお届け。自動車業界のトレンドをウォッチング!---