アルコール濃度0.75ミリグラム!! 泥酔タクシーは営業中だった

自動車 社会 社会

警視庁は6日、呼気1リットル中のアルコール濃度0.75ミリグラムという泥酔状態で運転を行っていたタクシー運転手の男を道路交通法違反(酒酔い運転)で逮捕していたことを明らかにした。右折レーンから強引に左折するという無謀運転を行ったところをパトロール中の警察官に発見されたことが逮捕のきっかけとなった。

警視庁・第五方面交通機動隊の調べによると、この運転手は5日の午前1時ごろ、東京都港区新橋の都道交差点で、右折レーンを進行してきたタクシーが強引に“左折”するのをパトロール中の隊員が発見。パトカーで追跡して停止を求めた。

運転手の息が酒臭かったため、アルコール濃度の検査を行ったところ、呼気1リットル中のアルコール濃度が0.75ミリグラムだったことが判明。言動もあやふやだったため、道路交通法違反(酒酔い運転)の現行犯で逮捕した。当時このタクシーに乗客は乗っていなかったが、驚くことに営業中だったという。

警察の調べによると、この運転手は4日の午前8時から勤務についていたが、同日の午後4時ごろからコンビニエンスストアで買った500ミリリットル入りの酎ハイを飲み始め、逮捕直前までに5本(合計2.5リットル)を水代わりに飲んでいたらしい。

昨年はバス運転手による飲酒運転が相次いだが、警察では「まさかタクシー運転手まで飲んでいるとは…」とショックを隠せない様子。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る