【日産デザイン特別講義】「プレゼンテーションさせていただく」では弱い

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【日産デザイン特別講義】「プレゼンテーションさせていただく」では弱い
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5日、東京都江戸川区のデザイン専門学校TCA(東京コミュニケーションアート)において、日産自動車の中村史郎デザイン本部長兼常務取締役が特別講義を行なった。講義は学生の質問に中村本部長が答える形で進行した。

学生:TCAには高卒だけでなく、四大卒、あるいは一度就職した者、さらには海外からの留学生もいます。このような学校をどう思われますか。

中村:いろいろ経験してからデザイン学校に入るのはいいことです。学校としてもいろいろな人が集まるのはいいことです。とくに海外からの留学生がいることはいいことです。

なぜなら日本のデザイン教育はプレゼンテーションを重視しないんです。そして外国人デザイナーと比べて日本人デザイナーはプレゼンテーションがヘタです。そもそも日本語があいまいな表現で、英語はダイレクトな表現の言語という違いがあります。

日本語だと「させていただく」なんて弱気ですね。「この線はこうなっています」なんてかってに出来上がったみたいな言い方をします。英語だと「I」=「私」が主語で、私がこうした、私はこう思う、と主体的・積極的です。

プレゼンテーションでは自分の言いたいことをシンプルに伝えること。「簡単」ではなく「簡潔」と言う意味でのシンプルです。日本語を英語に置き換えてみると無駄の省けた、簡潔で訴求力のあるプレゼンテーション原稿ができるでしょう。

《レスポンス編集部》

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