【新聞ウォッチ】福井日銀総裁が内定、奥田碩会長の評価は?

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール

2003年2月25日付

●「福井日銀」3トップ決定、実務布陣、脱デフレ課題 (読売・1-4、10-11面)

●トヨタの情報端末、富士重工に、自動車IT化で提携(朝日・13面)

●GM、500万円切るキャデラック(産経・10面)

●自動車各社、アジアから備蓄増やす、イラク攻撃に備え(産経・10面)

●ETC普及後押し続々 車載器レンタルや割引(東京・21面)

●福井日銀総裁内定、奥田日本経団連会長ら「歓迎」(日経・4面)

●伊フィアットの解体本格化(日経・9面)

●欧州のタイヤメーカーにブリヂストンが出資(日経・11面)

ひとくちコメント

日本銀行の次期総裁に福井俊彦・富士通総研理事長の起用が内定した。きのうの読売朝刊が1面トップで“当確”を報じたが、政府も24日午後、重要な人事案を諮る「人事検討会」を開き、正副総裁人事を了承した。

きょうの各紙は、「イラク攻撃」関連を伝える朝日と毎日を除く4紙が日銀総裁人事を1面トップで取り上げているほか、社説などでの関連記事も多い。ただし、福井氏は“ポスト速水”の最有力候補とみられていただけに「本命決着“驚き”なき人事」(東京)との見方が強い。

では経済界の反応はどうか。奥田碩・日本経団連会長は「物静かだが決断力のある人。政府と協力して日本経済の活性化に努力してもらいたい」と評価する。また、竹中恭二・富士重工社長は「(期待するのは)デフレの克服だが、政府、民間含めて総合力で取り組まなければならない」(朝日)と指摘している。脱デフレに向けてお手並み拝見といったところである。

《福田俊之》

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