三菱ふそうトラック・バスは、川崎工場で生産している小型トランスミッションの生産累計が100万基に達したと発表した。小型トランスミッションの8割は『パジェロ』に搭載されている。
パジェロ用の小型トランスミッションは、まず三菱自動車の京都製作所で生産していたものを88年のパジェロのマイナーチェンジを機に、丸子工場のキャンター用トランスミッション組み立てラインに移管した。さらに2000年に丸子工場から川崎工場に移管した。当初はマニュアルトランスミッションだけを生産していたが、昨年4月からはオートマチックトランスミッションの外装作業(関連部品の取り付け)も追加している。
生産開始から約15年で累計100万基を突破した。