同じ場所で2台がスリップ事故、92歳ドライバー死亡

自動車 社会 社会

3日午後、北海道富良野市内の国道38号線で、92歳の男性が運転する軽自動車が対向車線をはみ出し、正面から走ってきたトラックと正面衝突する事故を起こした。この事故で軽自動車を運転していたドライバーが頭を強く打って死亡している。

北海道警・富良野署の調べによると、事故が起きたのは3日の午後1時35分ごろだという。富良野市山部の国道38号線を走行中の軽自動車が突然センターラインを越え、対向車線側へと逸脱した。対向車線側を走行中のトラックが避けることのできないまま正面衝突した。さらには軽自動車の後続を走っていた乗用車も同様に対向車線側へ逸脱、事故を起こしていた軽自動車の後部に追突した。

この事故で軽自動車を運転していた92歳の男性が全身を強く打って死亡している。トラックと追突事故を起こしたクルマのドライバーにケガは無かった。

警察の調べによると、現場はアイスバーン状態となっており、2台のクルマはほぼ同一の地点で滑り出し、対向車線側に逸脱していたことがわかった。警察では生存した2人のドライバーから事故当時の詳しい状況を聞いている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  2. 大成建設、高速走行中の給電に成功、EV向け「無線給電道路」の実証実験で[新聞ウォッチ]
  3. スバル初の小型クロスオーバーEV『アンチャーテッド』正式発表、2026年発売へ
  4. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
  5. アストンマーティンの新型『ヴァンテージS』がSNSで話題に、「これで攻めたら絶対楽しい」「乗れる男になりたい」など期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る