富士重工業は、4日のプレスデイから始まったジュネーブモーターショーにコンセプトカーのスバル『B11S』を出展した。スバルのデザインの将来性をアピールしたコンセプトカーだ。
スバルB11Sは、スバルのコアコンピタンスである水平対向エンジンとシンメトリカルAWD(四輪駆動)によって優れた走行性能を持たせ、洗練されたデザインと充分な居住空間を確保したパッケージングを両立した4ドアクーペだ。
同社の竹中恭二社長自らがコンセプトの立案に参画し、デザイン部門出身者で初めて執行役員に抜擢された杉本清氏のリーダーシップのもとで具現化された初のコンセプトカーだ。
ベースは『レガシィ』で、400ps、56.1kgfmを発揮する水平対向6気筒3リットルエンジンを搭載。エクステリアは、流麗な曲線で構成し、サイドドアは、前後ドアの間に柱(Bピラー)の無い観音開きのメカニズムを採用した。