エクレストン、F1に平和を呼びかける

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ

2003年シーズン開幕戦を控え、英タイムズ紙のインタビューを受けたバーニー・エクレストン。ライバルシリーズ立ち上げを画策するGPWCの動きを牽制し、F1に平和を呼びかけた。

「我々は歴史や伝統といったものに深くこだわりすぎ、現在の状況と全く関係ない決定によりレースを行っている。今日の価値観を反映していないレギュレーションに対し、すぐに行動しなければならない。もし全員がテーブルに着けば、今からでもスタートできる。そのためにはチームやその周辺に変化を求める声が必要だ」とエクレストン。

ルノー、ジャガー、フェラーリ、BMW、メルセデスのヨーロッパの5大メーカーからなるGPWCについては、「誰が最初に彼らをF1に招待したと思っているんだ? 彼らはF1が巨大なショールームだと考えたからこそ参戦した。私はただ彼らがクルマを売るのを手助けをしてあげただけだ。金も払わずにF1を掌握しようだなんて、すべてが悪夢だよ。これでは今まで築き上げたものを無駄にするようなものだ。F1にはこの手のトラブルは必要ない。将来の展望が見えるようになるために、新たなコンコルド協定を見直し、道を探さなければならない」

エクレストンは22年前に始まった現コンコルド協定を破棄し、新たなものを作成することによって、F1に新規参入するチームやメーカーが増えるだろうと語っている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『エクストレイル』e-POWERの9197台でリコール…発電停止と走行不能のおそれ
  2. トヨタ『ライズ』、5色のカラフルなフルーツテーマで登場…土曜ニュースランキング
  3. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
  4. 「かつての『サニー』が随分と立派に…」日産の新型セダンが話題に!進化したVモーションにも注目
  5. トヨタの小型ミニバン『ルミオン』、安全性を大幅向上…スズキからのOEMモデル
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る