【新聞ウォッチ】北米市場の新車販売落ち込み続く、イラク問題で買い控え?

モータースポーツ/エンタメ 出版物

気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日読売毎日産経東京日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年3月5日付

●トヨタ、成果配分、有額回答の方針(読売・8面)

●現代自動車の日本法人、主力セダン一部改良、8日発売(朝日・12面)

●北米の2月の新車販売、6.5%減少(朝日・12面)

●愛知大調査無呼吸症候群患者、一割が「居眠り事故」(毎日・25面)

●トヨタ、白水副社長発言に英マスコミが”反論”(東京・1面)

●奥田碩・日本経団連会長EU委員長と会談(産経・11面)

●高校生ドライバー下田選手、18歳でルマン参戦(産経・18面)

●ジュネーブ・モーターショー開幕、ディーゼルで欧州攻略日本勢が次々新型(日経・13面)

●ホンダ、航空機エンジン参入得意の技術悲願果たす(日経・13面)

ひとくちコメント

北米に拠点を持つ自動車各社が発表した2月の新車販売台数は全体で前年同月比6.5%減の落ち込みとなった。2カ月連続の減少。きょうの朝日などが集計結果を取り上げている。イラク問題の先行き不透明感に加え、原油高騰に伴うガソリン値上げが買い控えにつながったとみている。

なかでもGMが同18.9%の大幅減、フォード、ダイムラーも減少となった。一方、日本車勢はホンダが新車効果で同13.8%増と大幅に伸びたほか、マツダも同5.8%増と健闘したが、日産は同12.2%の減少。三菱自動車も20.2%の減少となっている。トヨタは同1.1%の微減にとどまったが、マイナスとなり、燃費効率に優れている日本車でも敬遠されがちで、イラク情勢は今後の米国市場での自動車販売にも大きな影響を与えそうだ

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  2. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  3. 唯一無二の4気筒250cc!カワサキ『Ninja ZX-25』初の特別仕様「RR」登場に「よっ!待ってました」の声
  4. ランボルギーニの新型スーパーカー、初のカスタマイズ仕様「ポルト・チェルヴォ」公開
  5. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る