京都の街でも大丈夫---街頭犯罪に専従原付バイク部隊

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京都府警は5日、ひったくりや車上荒らし、路上強盗などの街頭犯罪防止策の一環として、原付バイクでパトロールを行う「街頭犯罪警戒隊」を新設し、京都市上京区の中立売署で発足式を行ったことを明らかにした。

京都は道が狭く、パトカーが容易に入っていけない場所も数多くあるが、そうした場所で目立ち始めたのがひったくりや車上荒らし、路上強盗などの街頭犯罪だ。被害発生の通報を受けても、警官がなかなか到着できないことから犯人を取り逃がしてしまうことも多く、対策が急務とされてきた。

そこで導入されたのが、原付バイクを使用し、パトカーが入っていけないような場所へスピーディに到着するための専用部隊(街頭犯罪警戒隊)を設立。街頭犯罪の撲滅を目指すことになった。

メンバーは京都府警の自動車警ら隊と、府内5署からの選抜メンバーで構成されており、合計50人が任務に当たる。配置されるバイクは40台で、京都市中心部だけでなく、周辺都市でも活動するという。

本格的な稼動は4月に入ってからだが、発足式は5日に行われている。京都府警では「従来よりもスピーディに動くことができるし、こうした専従部隊を設立し、逃走が困難になることをアピールするだけでも犯罪抑止効果はあると思う」とコメントしている。

《石田真一》

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