【点検整備の徹底】日野の大型観光バス……尻に火がつく

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日野自動車は7日、大型観光バスを保有しているお客にテールパイプの点検整備の徹底をお願いすると発表した。日野製大型観光バスの長期間使用(10〜15年)車で火災事故が発生、原因調査の結果、エキゾーストのテールパイプが腐食により折損し、マフラーからの排気ガスが樹脂製バンパーを直撃して火災に至ったことが判明した。

火災が発生したバスのテールパイプは交換履歴が無く、耐用年数を超えた使用で腐食していた。点検整備をちゃんと行っていたら防げており、リコールには当たらないものの、火災を未然に防止するため、積極的にお客に情報公開して、点検・整備の徹底をお願いするとしている。

対象は1985年7月から1995年6月までに生産された『セレガ』と『ブルーリボン』で、対象台数は約6150台。対象車両については、メンテナンスノートを確認した上で、テールパイプを一度も交換していない場合はステンレス製の新品への交換をお願いする。

《レスポンス編集部》

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