高濃度アルコール燃料を規制…販売者には罰則

エコカー 燃費

高濃度アルコール燃料を規制するための改正法案が国会に提出された。ガソリンの規格項目に、アルコール許容値を追加したもの。同法案が国会を通過すれば、省令で定める規制値を超えてアルコールが混合された燃料は違法とみなされ、販売者は罰則が与えられることになる。

ガソリンなど燃料の品質は「揮発油等の品質の確保等に関する法律」(品確法)で定められている。しかし、現行法の対象とする「燃料」は炭化水素分を50%以上含むものとしており、アルコール分が50%以上の高濃度アルコール燃料は規制対象外だった。このため、改正法案では、燃料の定義を拡大し、高濃度アルコール燃料を規制できるようにした。アルコール許容値の具体的な数値は今後決定する。

高濃度アルコール燃料の販売をめぐっては、これまでに、様々なトラブルが起きている。関連法の改正により、違法燃料の販売者は6カ月以下の懲役か50万円以下の罰金が科せられることになり、高濃度アルコール燃料の流通に一定の歯止めがかかりそうだ。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
  2. トヨタ『ライズ』、5色のカラフルなフルーツテーマで登場…土曜ニュースランキング
  3. 「かつての『サニー』が随分と立派に…」日産の新型セダンが話題に!進化したVモーションにも注目
  4. ランエボ 狙いで強盗殺人、容疑者を逮捕
  5. 日産『エクストレイル』e-POWERの9197台でリコール…発電停止と走行不能のおそれ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る