【リミッター導入は是か非か】ルール違反を前提に成り立っている物流

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自民党懇談会では過去3回の議論を重ね、リミッターの問題点を検証してきた。まず問題になったのは、「この不景気に経済を止めるような話だ」という、物流への影響。「長距離トラックの大幅な時間増が見込まれるため、生鮮食料品、とくに水産業者にとっては死活問題」、「ジャストインタイムを重視している物流業界では、サービスの低下が心配される」——などの声があがった。

なかには「高速道路は乗用車140km/h、トラック120km/hで流れている。この実態を踏まえるべきだ」と速度違反容認ともとれる発言も。これに対し国交省では「(スピード違反などの)ルール違反を前提に成り立っている物流はおかしい。真面目にやっている業者が馬鹿を見ないようにしなければ」と反論する。

《編集部》

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