「サーブをアメリカで作る、お店はスバルを売る」GMワゴナー会長談

自動車 ビジネス 企業動向
「サーブをアメリカで作る、お店はスバルを売る」GMワゴナー会長談
「サーブをアメリカで作る、お店はスバルを売る」GMワゴナー会長談 全 2 枚 拡大写真

アメリカの有力な自動車業界紙『オートモティブ・ニュース』によると、GMではアメリカ国内でのサーブの販売を増加させるため、組み立てを同国内で行う予定がある、という。会長のリック・ワゴナー氏によると、サーブとスバルとの連携を深め、サーブディーラーでスバル『インプレッサ』WRXスポーツワゴンのサーブ仕様を販売する計画も視野に入っているようだ。

しかし自動車評論家などは、サーブは非常に精巧に作られたスポーツセダンで、アメリカではカルト的な人気を持つクルマであり、GM流の大量生産には向かない、という意見。

あまり売れないがステータスシンボル、本当に好きな人が乗るクルマとして存続させるのか、大衆味を加えて量販に結び付けるのか。フォードグループがジャガーについて抱えている問題と同様のようだが、アメリカで生産することでサーブのサーブらしさがなくなるようでは販売増加にはつながりそうもない。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る