【新聞ウォッチ】いすゞの悲劇、一律の賃金カットが急浮上…春闘2003

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日読売毎日産経東京日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年3月13日付

●春闘一斉回答、賃金抑制色濃く、ゴーンの決断新風吹き込む(読売・3、9、15面)

●なるほど経済、燃料電池車走り出す、性能・インフラこれから(読売・11面)

●いすゞ、賃金カット7%案、経営側提示(朝日・11面)

●三菱自動車、定昇の4割強凍結、一時金は4.0カ月回答(毎日・3面)

●トヨタ車体、約7億円申告漏れ、国税局指摘(東京・31面)

●奥田碩・日本経団連会長、春闘を総括「ほぼ予定通り」(産経・3面)

●2月の中古車販売、前年同月比0.6%増(産経・9面)

ひとくちコメント

自動車、電機など金属労協加盟各社が一斉回答し、今春闘は大きなヤマ場を越えた。きょうの各紙が特集を掲載、今春闘を総括している。

なかでも、連合の笹森清会長が「完全に時代が変わった」と語ったのに対し、奥田碩・日本経団連会長は「定昇(定期昇給)中心でベアなしは、ほぼ予定通り」と振り返るとともに、「これからの日本のあるべき姿ではないかと思う」と感想を述べた。

トヨタ、日産など「満額回答」が目立った自動車メーカーでも、経営再建中のいすゞと三菱自動車は“喜び組”とはならないようだ。朝日などによると、いすゞの経営側が、定昇後の賃金を05年3月末まで一律7%カットする会社提案を申し入れたという。一方、三菱も定昇分の4割強の2400円を半年間凍結し、実質賃下げすることで合意している。比較的好調な自動車業界でもお家の事情で足並みは乱れている。

《福田俊之》

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