消防署員が飲酒運転で死亡事故---二度目の逮捕で免職

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13日未明、岩手県釜石市内の国道283号線で、自転車を押して横断歩道を渡っていた76歳の老人がクルマにはねられ、死亡するという事故が起きた。警察ではクルマを運転していた29歳の消防署員を道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕したが、その後の調べでこの消防署員が一昨年にも飲酒運転を起因とした人身事故を起こしていたことがわかった。

岩手県警・釜石署の調べによると、事故が起きたのは13日の午前4時55分ごろだという。釜石市松原町の国道283号線で、自転車を押しながら横断歩道を渡っていた76歳の老人が進行してきた乗用車にはねられて死亡した。通報を受けて駆けつけた警察官がクルマを運転していた男が酒臭いことに気づき、アルコール濃度を検査したところ、呼気1リットル中0.15ミリグラムを検出。業務上過失致死と道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕した。

逮捕された男は29歳の消防署員で、2001年7月にも飲酒運転絡みの人身事故を起こし、その際に消防本部の懲戒処分(停職150日)を受けていたという経歴があった。今回の事故発生を受け、釜石市(釜石大槌地区行政事務組合消防本部)は即日でこの男を懲戒免職処分にしている。

事故現場は見通しの良い直線道路だが、男は警察の取り調べに対して「右側から来ていた老人に気づくのが遅れた」と供述しているという。また、この消防署員の懲戒免職処分を発表した釜石市は「市民にご迷惑をおかけしました。職員の教育を徹底し、今後の再発防止に努めたい」とコメントしている。

《石田真一》

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