道路と勘違い? クルマがJR線路上を770mも走行して逃走

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鳥取県警は13日、前夜に境港市で発生したJR線への乗用車侵入事件で、現場から逃走したクルマが白の乗用車であった可能性が高いことを明らかにした。乗用車はおよそ770mも線路を走り、シャーシなどに損傷を受けている可能性が高いという。

鳥取県警・境港署の調べによると、この事件は12日の午後6時50分ごろに発生したとみられている。警察に対し、通行人などから「クルマがJR境線の線路を走っている」という複数の通報が寄せられた。警察とJR西日本が現場を検証したところ、境線の余子駅近くの踏切から、隣の高松町駅に隣接する踏切まで、およそ770mの区間に線路上をクルマが走ったような形跡が見つかった。クルマは片輪を2本の線路の間に、もう一輪を軌道上に落とした形で走っていたとみられ、レールにはクルマのものと思われる塗膜片も残されていた。

目撃者の話では、クルマは境線と県道が交差する踏切を走行していたが、踏切内で突然右折し、線路内に侵入していったらしい。踏切を渡りきった先には線路と並行して走る市道があり、警察ではこの市道に入ろうと思ったが、何らかの原因で線路内で右折して侵入していった可能性が高いとしているが、ドライバーが飲酒運転などで道路状況を把握できていなかった可能性もあるのではないかとして、逃げたクルマの行方を追っている。

《石田真一》

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