またまた警察マニアの犯行? 今度は防犯用ビデオデッキまで持ち去る

自動車 社会 社会

警視庁は15日、町田署管内にある2カ所の交番が何者かによって空き巣被害に遭い、防寒着や防犯用のビデオデッキが盗まれていたことがわかった。警察では2月ごろから都内や神奈川県で相次ぐ警察マニアとみられる男の犯行かどうか、慎重に捜査を続けている。

警視庁・町田署によると、事件が発覚したのは15日の午前1時35分ごろだったという。市内各所の交番を巡回パトロールをしていた同署地域課のパトカーが、町田市金井町にある藤の台団地交番の勝手口ガラスが破壊されていることを発見。室内が何者かによって物色されていることもわかった。

連絡を受けた町田署で管内の無人交番を調べたところ、同市中町にある市役所前交番でもトイレのガラスが破られ、室内に物色された形跡があることがわかった。二つの交番では警察官用の防寒着や防犯用のビデオデッキ(テープ入り)が盗まれていた。

警察では先月から東京、神奈川、埼玉で相次いでいる交番を狙った襲撃事件との関連を調べているが、今回は政府狂いだけではなく、防犯カメラに直結したビデオデッキも盗まれている。これまでに起きた同様の犯行では、室内を物色する犯人の姿が防犯カメラで撮られ、その姿をニュース番組などで放映していたことから、犯人がビデオで撮影が行われていることを承知の上で犯行を行い、事後に犯人が自分の姿を隠蔽する目的で持ち去った可能性が高いと指摘する声もある。

町田署管内では2月も1カ所が被害に遭い、今回で3カ所目となってしまった。同署では「無人となる交番については積極的にパトロールを行い、再発防止を目指したい」とコメントしている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  3. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  4. 「小さなハヤブサ」と「小さなYZF-R1」が宿っている…同じ250ccスポーツでも全く違う!? スズキ『GSX250R』とヤマハ『YZF-R25』を乗り比べてみた
  5. セナのF1マシンにインスパイア、12台限りのロータス『エミーラ』が公開…IAAモビリティ2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る