【新聞ウォッチ】タウンミーティングで奥田会長、新聞の「報道姿勢」も批判

モータースポーツ/エンタメ 出版物
【新聞ウォッチ】タウンミーティングで奥田会長、新聞の「報道姿勢」も批判
【新聞ウォッチ】タウンミーティングで奥田会長、新聞の「報道姿勢」も批判 全 3 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日読売毎日産経東京日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年3月17日付

●国内シェア拡大、再び増える「逆輸入」車、販売競争激化(読売・9面)

●あなたが首相なら、タウンミーティングで奥田会長「実行しない大臣はクビ」(朝日・7面)

●日本経団連、参議院推薦候補、公募し予備選(毎日・1面)

●20代、車に七輪、CO中毒、自殺図り4人重体(毎日・31面)

●乗客、寒い車内で一晩、神戸市バス運転手、うっかり入庫、施錠(産経・31面)

●住友ゴム、モータースポーツ今春復帰、競技タイヤ、内外に供給(日経・9面)

●長野計器、車載センサー海外販売を強化(日経・13面)

ひとくちコメント

「もし首相になったら、全大臣から辞表を預かり、指示を実行しなければ、即刻クビにする」。きのう16日、東京・三軒茶屋の昭和女子大学「人見記念講堂」で開かれた小泉内閣が主催するタウンミーティングで、トヨタ自動車の奥田碩会長(日本経団連会長)が約1400人の参加者の前で小泉内閣にこんな痛烈な皮肉を投げかけた。

きょうの各紙がその発言を中心に報じているが、集会では奥田会長のほか、日産自動車のカルロス・ゴーン社長、キヤノンの御手洗富士夫社長がゲストスピーカーとして出席し、それぞれの企業の改革への取り組みをアピールした。

筆者も聴講したが、奥田会長は集会後の記者会見で、「みなさんが書かれる新聞記事は、せっかく良い話題でも必ず最後に否定的な意見で裏返す。そう書かれると読者は混乱する」と、マスコミの報道姿勢にも一石を投じていた。さすがに、この発言は、どこの新聞も取り上げなかった……。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る