暴走族摘発には専従捜査員---岡山県警も4月から配置

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岡山県警は17日、県警本部の交通指導課内に「暴走族対策室」を設置。専従捜査員12名を任命したことを明らかにした。本格的な業務開始は4月以降となるが、専従捜査員の配置によって、暴走族絡みの犯罪摘発がより行いやすくなるとしている。

岡山県内で活動する暴走族の数は昨年12月末の時点で26グループ存在し、メンバー数は総勢で約250人とみられている。大規模な暴走こそ行われなくなったが、4〜5人のメンバーによるゲリラ的な暴走はむしろ増える傾向にあり、原付バイクを使ったひったくりなどの刑法犯罪に加担するケースも最近では目立つようになっていた。これまでは事件が起きた所轄署の捜査員が中心となって摘発を行ってきたが、暴走族関連の情報は一元管理し、集約した方が摘発に有利という他県の例を参考に、岡山県警でも専従対策班を用意することになった。

県警本部の交通指導課内に設置された暴走族対策室は12名の専従捜査員で構成され、所轄署の担当者と連携を取りながら、暴走族が関与した犯罪の摘発を目指すことになる。また、地域や学校とも連絡を取り合い、暴走族への加入阻止へ向けた啓蒙活動の実施も行っていくとしている。

《石田真一》

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