試験に集中できる環境を作ります---岡山県警が免許センターに託児室設置

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岡山県警は18日、県の運転免許センター内に4月から託児室を設けることを明らかにした。これまでは試験場や講習室に幼児同伴で入ることを黙認してきたが、他の受験者や更新者から「泣かれると集中できない」などのクレームが相次いだことによる対応策で、毎週日曜に限って運営される。

現在、運転免許証の取得試験、あるいは更新の際に行われる講習では、受験者や更新者が止むを得ない理由で幼児を同伴させてきた場合、試験場(講習室)内へ一緒に入ることを黙認してきた。しかし、他の受験者(講習者)からは「横で泣かれたりすると試験や講習に集中できない」というクレームが相次ぎ、県警では対応策の考案を進めてきた。

その結果、幼児同伴率が高まる日曜に限ってのみ、運転免許センター内に臨時の託児室を設置。保育士2人が乳幼児の世話をすることになった。対象となるのは生後3カ月以上6歳未満の乳幼児。利用料金は無料だが、利用する際には事前の予約が必要で、定員は7人までとなる。

運転免許センターへの託児室設置は全国的にも例がないという。

《石田真一》

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