道路関係公団に6人の民間企業経験者……でも4人は非常勤

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道路関係4公団は20日、民間企業経験者の登用状況を公表した。

日本道路公団は、平井憲東京電力理事(56)を常勤の総合情報推進役として採用。非常勤の顧問職も検討中。首都高速道路公団は、東急ハンズ社長の日下部二郎氏(57)、インターネットイニシアティブ(IIJ)社長の鈴木幸一氏(56)を非常勤顧問として招くほか、上席参事として三菱総研主任研究員の檜垣亨氏(42)も招く。阪神高速道路公団は田辺製薬特別参与の千畑一郎氏(76)を、本四公団は住友信託銀行元副会長の堀切民喜氏(71)を非常勤顧問として招聘(しょうへい)する。

これらの措置は、民営化推進委員会の提言を踏まえたものだが、4公団合わせて6人の民間企業経験者のうち、何と4人が非常勤。仕事も「民営化に向けた総合的指導」など曖昧で、権限も定かではない。総裁の更迭と民間企業経営者の登用を求めた民営化委とは、天と地ほどの開きがある。

《編集部》

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