株式会社IRIコマース&テクノロジーの全国調査によると、ガソリンの平均小売価格が2月から上昇しつづけ、中東情勢の緊張が伝えられるここ2カ月の間に5円以上値上がりしている事がわかった。
同社オートアスキー編集部では、携帯電話で燃費管理が可能なコンテンツサービス『e燃費』を運営しており、1日約3000件の給油記録から得られるガソリンの実買価格平均を「リアルタイムガソリン価格」として提供している。
この価格情報によると、2月3日の時点で94.25円であったレギュラーガソリンの平均価格が、3月24日現在で99.30円と、2カ月で5円以上も上げる急騰ぶりを見せた。
特に、対イラク攻撃が現実味を増した3月に入ってから値上げは加速しており、中東情勢も予断を許さないことから、今後どのように推移するのかが見守られる。