富士通テンの生産子会社「栃木富士通テン」が、全ての廃棄物を再資源化するゼロエミッションを2003年1月末に達成した。
廃棄物を原材料として再び利用するマテリアルリサイクルが72.7%、廃棄物を焼却処理し、その熱をエネルギーとして利用するサーマルリサイクルが27.3%という内訳になる。また栃木富士通テンがゼロミッションを達成したことで、富士通テンの国内の生産拠点全てがゼロミッションを達成したことになる。
富士通テングループでは、事業所から排出される廃棄物の発生を抑制したり、再使用や再利用の3Rで単純焼却や埋め立て処分等有効利用されない廃棄物をなくすゼロミッションと規定して取り組んできた。その結果が、今回の成果につながったといえる。