【新聞ウォッチ】イラク戦争余波、米市場でポルシェなど仏独製品ボイコット

モータースポーツ/エンタメ 出版物
【新聞ウォッチ】イラク戦争余波、米市場でポルシェなど仏独製品ボイコット
【新聞ウォッチ】イラク戦争余波、米市場でポルシェなど仏独製品ボイコット 全 1 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日読売毎日産経東京日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年3月24日付

●米英軍、首都まで100キロ(読売・1面ほか)

●日本ハンドボールリーグ、ホンダ5年連続7度目優勝(毎日・20面)

●F1マレーシアGP、ライコネンが初V(東京・21面)

●インディカー予選、安川10位、高木13位(東京・21面)

●富士重工など高騰目立つ防衛関連株(産経・7面)

●USA経済レポート自動車メーカーの業績直撃(産経・8面)

●フォーミラーニッポン開幕戦決勝本山V王座奪回へ発進(産経・25面)

●イラク開戦後最初の週末、米消費テコ入れに懸命、仏独製品ボイコット、ポルシェ新車販売数37%減(日経・11面)

●ルポ地域を拓く、大阪「タクシー」乗客争奪へ値下げ加速(日経・28面)

ひとくちコメント

イラク開戦後、初の週末が過ぎたが、国内外で消費などにも戦争の影響が出始めている。きょうの各紙が戦争の行方とともに、その動向を報じているが、日経によると、イラク攻撃をめぐりフランスとドイツが米国との関係を大きく悪化させたことで、米国市場における両国製品の不買運動が広がりを見せているという。

なかでも、独高級車メーカー、ポルシェの2月の新車販売台数は前年同月比37%の大幅減となった。同社では3月から『911』『ボクスター』の2車種を減産する。また、産経によると「イラクとの軍事紛争が早期に決着しない限り、自動車・部品メーカーの業績見通しは今後も下方修正を余儀なくされる。その場合、痛手を受けるのは米国車メーカーだけでなく、米国市場への依存度が高い外国車メーカーも決して無縁ではない」と結んでいる。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  5. 【ジープ レネゲード eハイブリッド 新型試乗】レネゲード、ここにいよいよ極まれり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る